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「出る杭は伸ばす」北海道大学“縁”の哲学

多様な価値観を知ることこそ成長

先ほど、学生のイメージを変えていきたいというお話がありましたが、具体的に「北大生はもっとこうあるべきだ」という具体像はありますか?

積極的に自分の視野を広げていくことが大事だと思います。北大生ってやはり内向的な人が多い。サークルや学科など狭い所で深めるのも大事だとは思いますが。

具体的にどうすれば視野が広がりますか?

縁をやっていて、外の大人と触れる機会はすごく大事にしています。各地のお祭りとかYOSAKOIソーラン祭りとかヒッチハイクとか、全国で大人と関わる機会がすごく多い。

他の団体の代表と話したり、外部で開かれるセミナーに参加してみたり。方法は何でもいいんじゃないですかね。自分と違う価値観を知ることは成長には不可欠な要素だと思うので。

 

縁の成長哲学「出る杭は伸ばす」

ご自身にとって、縁とはどんな存在ですか?

自分を成長させてくれた場所、というのが大きいです。

成長、とは?

前の自分は、他の人に色々言うのが苦手な生徒でした。自分の気持ちを表現するのが下手で。でも、縁では全部認めてくれる。どんな個性も受け入れ、個々の表現を伸ばしてくれる。「どんどんやれ」と。出る杭は打たれるような文化じゃない、「出る杭は伸ばす」文化が根付いています。

「出る杭は伸ばす」この先もそんな場所をつくっていきたい。

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メンバーへ、伝えたいことはありますか?普段言えない赤裸々な話でも。

まず、常に相手のことを考えること。相手の気持ちを考えられなかったらゴキゲンな流れなんてつくれないですからね。それと、「思ったらとりあえずやってみる」その積極性は常に大事にしてほしいと思います。

メンバーへ内緒にしていることは?

無いですね笑

常に包み隠さず話しているので笑

 

縁代表 リアスのその先

縁を引退した後、リアスさんは何をするつもりですか?

具体的にはまだ決まってませんが、海外に行ってみたいです。そこで自分の将来を考える指針となるものを見つけたり、新たな縁も増やしていきたいです

 

ありがとうございました!

 

…………………

 

以上、縁代表伊藤(リアス)さんのインタビューでした。

 

 

6月のYOSAKOIスケジュール

そんな縁ですが、楡陵祭では教養前のステージで踊ります。

ただなんといっても目玉は6月8~12日にかけて行われるYOSAKOIソーラン祭りです。最終日の12日にファイナルがあり、そこで大賞が決まります。例年準グランプリやファイナル出場どまりで、「実は18年間大賞だけは取ったことがない。なので今年こそ大賞を!」とのこと。

「取れそうですか?」と聞くと「毎年取れると思ってやっているのですが…笑 やはりそこは相対評価なので。でも負けないようにはしたいです笑」と控えめなコメントでした笑

 

YOSAKOIソーランでは縁だけでなく数多のよさこいチームが躍動します。

北海道1年目の方も、毎年見てますという方も、北海道名物YOSAKOIソーラン祭りを訪ねてみてはいかがでしょうか。

YOSAKOIソーラン祭り公式サイト

 

 

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JagaJaga編集長。寒いのが苦手。