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ニュージーランド交換留学を経て ー半年間の留学で英語力はどのくらい伸びるのか!?ー

こんにちは。私は経済学部3年生で今年の7月から11月までニュージーランドのオークランド大学に交換留学していました。

今回は留学を考えている方へ、参考情報として私自身の経験である

・交換留学までの経緯
・留学生活を振り返って感じたこと
・留学前の準備は何をすればいいの?
(・半年間で英語力はどのくらい伸びるのか!?)

を述べさせていただきたいと思います。

最大都市オークランド

留学まで

まず、私が交換留学をしたいと思ったのは、一年生の時に北海道大学開催の短期留学プログラムFSPにてアメリカへいき、そこで海外で生活してみたい英語だらけの生活をしたいいろんな人と出会いたい!という気持ちが強くなったからです。

交換留学に行くためには、受け入れ大学が要件とする語学試験のスコア(英語の試験であるIELTSやTOEFL-iBTは一回の受験が約¥25,000)を満たし、北海道大学での面接を経て交換留学生として承認されることが必要となります。私はとにかく英語圏の国へ交換留学へ行きたいとう思いが先走っており、それほど深く志望動機などを考えていませんでした。そのため、面接の際に色々聞かれ、しどろもどろになってしまったわたしは、面接の最後に「あなたが面接の担当者だったら、自分を交換留学先へ派遣したいと思いますか?」という質問に対し、

「色々不十分なところはありますがポ、ポテンシャルにかけたいと思うので派遣したいと思います!!」

と、藁をもすがる思いで熱意に訴えかけ、その後志望動機の再提出という条件付きの合格をいただき、交換留学生として派遣させていただくことが決まりました。

鳥の島Tiritiri Matangi island

ニュージーランドでの生活を振り返って

留学を通して何が一番良かったのかと考えた時に、自分のやりたいこと(交換留学)が大学生活の中でできたことが一番良かったなと思っています。自分が実際に体験してみるまでは自分が想像しているものと本当はどうなのかということが、自分の目線からはわからないのではないかなと思うのです。例えば、留学へいく前は留学生活は毎日パーティーやらなんやでキラッキラしていると思っていました。しかし、私の留学生活はそういったこととは程遠いく、日々予習、復習、予習、復習の勉学に毎日でした。勉強も含め初めは精神的にも辛いことがありましたが、自分が行きたいと思い挑戦したニュージーランドでの日々は、私にとってかけがえのない時間です。

また留学しなきゃできなかったことってなんだろうって思うと、全部留学しなければできなかったことだったと思います。様々なバックグラウンドを持った他の国の学生との共同生活all English の授業特技を頼りに参加したバスケットのチームの試合留学先でできた友達とのドライブや旅行、そこから触れたニュージーランドの広大な自然。日本とはひとあじ違う生活を送り、交換留学を通してそれぞれの楽しさを知ることができました。

羊の数が人の数より多いという噂はマジだった

留学へ行く前の準備は?

なんでもやるにこしたことはありませんが、リスニングとリーディングこれは取り組めるだけ取り組んでいった方がいいと思います。というのも、情報を得ることが生きていくためにめちゃめちゃ大事だと思うからです。

例えば、授業中に先生がさらっと、「ここは大事だからテストにでるよー」と言ったとして、リスニングの力がなければこの単位の生命線とも言える貴重な情報を取り逃がしてしまうかもしれないのです。また授業に限らず友達と話すときも、私には4倍速くらいで聞こえる英語で話している発言に対して、聞き取れなければ、その後の会話が続けることが難しいです。

私が行ったオークランド大学はキウイ英語(ニュージーランドで話されている英語)だけではなく、アメリカ英語、イギリス英語、第二言語として話される英語など、多種多様な英語が飛び交っていました。リスニングスコアがほどほどに良かったと思っていた私ですが、初めは英語を英語とわからないくらい会話を聞き取るのが大変でした。今何語話してる?英語?みたいな感覚です。もちろん留学へきてからある程度慣れてきて聞こえるようになるというのはありますが、留学前からリスニングの力をつけておくことでいろいろな負担が減ると思います。

またリーディングはこれまた授業の生命線だと思います。私はリスニングにハンデを抱えているため、リーディングを通した予習でカバーするしかありませんでした。ただ、リーディングの量もかなり多いので、大量のリーディングに蕁麻疹が出ないくらいにしておけば、留学へ来てから苦労することが減ると思います。

英語への取り組み方は人それぞれだと思いますが、私自身は

・語学試験(IELTSやTOEICなど)に真剣に取り組むこと
・国際交流科目の受講
・BBCやNetFlix

が良かったかなと思います。まず、語学試験に真剣に取り組むことで単語力をつけたり、リーディングやリスニングなどの英語の力をある程度養うことができます。また、北大で開講されている国際交流科目を履修していましたが、そこで英語だけの授業、留学生に囲まれた授業というものを経験していたため、留学で授業を受ける準備ができたと思っています。最後のBBCやNetFlixは楽しみながら日常的に英語に触れる手段としてすごく良かったなと感じています。

ちなみにスピーキングに関しては自己紹介のテンプレ、ある程度の質問構文(How are u など)を覚えていったので、それらを口火としてだんだん慣れていきました。またスピーキングに関連してかなり余談ではありますが、私の発音があまりよくなくそれゆえ誤解を招いてしまった例としてFlight Ticket事件があります。友達と迫りくる休暇の過ごし方について話している時に私は

「Have you already booked flight ticket?」

と友達に質問しました。しかし、チケットのTの発音がCHIと区別がつけられていなかったため、Flight ticketがFried chickenと聞き取られてしまい、

「Fried chicken?(breakの話をしているのに、フライドチキンを予約しただって?何いってんだこいつ、、)」

みたいな流れになったことがあります。それから便利wordナンバーワンではないかと思われる”Really”の発音も、LとRの区別がめちゃめちゃな私のReallyはLeally?に聞こえると指摘され、家でReallyの練習をしたこともあります。(笑)発音が変な時は周りの人が結構教えてくれたので、以前よりはましになったかなと思います。

コロマンデルの洞窟

半年間で英語力はどれくらいつくのか!?

帰ってきてから英語のテストを受けていないため数値で表すことができず、正確に答えるのは難しい質問ですが

▪️できること

・友達と冗談を交えながら会話をすること/友達と長期間で旅行へいくこと

・一人で海外に旅行することに不安を感じない

・予習ありで授業についていくこと

・予期しない店員さんの発言を理解できる

・海外映画は字幕なしでも何を言っているかをだいたい聞き取れます(ジャンルによる。。?)

▪️これからの課題

・ネイティブ同士のスピィーディーな会話✖︎スラングなどのわからない言葉が多発する会話についていくこと

・人混みの中での会話についていくこと

・自分が慣れている発音以外で話しかけられた時に何を言っているのかわからなくなるところ

といった感じです。未だに文章を読んでいてわからない単語はたくさん出てくるし、話している中でうまく単語や表現が出てこないことはあります。私は英語が純粋に結構好きなので今の気持ちとしては、今までの英語の能力にプラスして、留学を通して英語を扱う下地を固めたけどまだまだなので、これからもっともっと向上していきたいなという感じです。

ハイキングが最高!舗装されているので歩きやすい

最後に

やりたいと思ったらまずは行動が始まりだと思います。私が好きな漫画名探偵コナンで

理由なんているのかよ。
人が人を殺す動機なんて知ったこっちゃねえが、人が人を助ける理由に論理的な思考は存在しねえだろ。

という名場面がありました。論理的に考えることも大事ですが、まず自分の心に素直に従い行動することが留学に限らず大切だなと個人的に思っています。

虹色の海、Paiha

読んでくださり、ありがとうございました!

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小学生のころの座右の銘は風林火山。好きな食べ物オムライス。