私たちJagaJagaは友人から弁論に狂う美女がいる、という情報を得た。
しかも弁論がめちゃくちゃ上手らしい。
弁論をする美女…文系美女…是非お会いしたい!
ということで、高松瑞樹にインタビューすることにした。
一目見た時、私、てっきり、キラキラ女子大生かと思いました。
きっと皆さんも記事を読み終えたときには、大きく印象が変わると思います。
そして、弁論と、弁論ガールの魅力に囚われているでしょう。
そもそも弁論って何?
弁論とは、「自分自身の意見を自分自身の言辞で自分自身が発表すること」
(引用:日本弁論連盟)
主に弁論大会では教壇に立ち、7分間の弁論を行います。
ディベートと何が違うの?と思う方もいると思いますが、瑞樹さん曰く、
「弁論はディベートと違って、肯定否定ってはっきり言わなくて良いんです。みんなが共感して、その7分間で聞いている人の人生を変える、そんな良い影響を与えるものが弁論です。」
弁論に目覚めたきっかけは?
「思いつかなくて、物心ついた時から弁論。」
驚きの回答。え、物心ついた時から…?
「弁論ってわかなんないけど、小さい頃から演台に立って、マイクの前で、いっぱいの人の前でしゃべりたいっていう気持ちが学校にあがる前からあったんです。」
筋金入りですね〜そんな彼女はやはり、小学校では色々な代表をし、中学校でも生徒会に入ったそうです。しかし、まだ、中学生の彼女は弁論が自分に向いてるとは気付かず…
高校で運命的な出会いをします。
「高校に入って、弁論部があったんです。『弁論部!やっと、ここだ!これだ!』ってなりました。」
弁論部に入った、高校生活はどんなものでしたか?
「3年間弁論生活。弁論大会に出まくり、インターハイにも行きました。」
お察しの通り、瑞樹さんは青春を弁論に捧げたようです。
原稿は楽譜。
弁論って何?と聞かれると
「音楽」
と答えてくれた瑞樹さん。
「原稿は楽譜、歌詞なんです。」
弁論の内容は記憶についてでした。スマホに頼りがちな現代人に一石を投じる内容でした。
説得力が出るようにと自分の経験をもとに原稿を書く瑞樹さん。今回はパソコンが大好きなお父さんのパソコンが壊れてしまい、生き返ってくれ!とパソコンに対して必死になっているお父さんの様子を冒頭で述べていました。親子揃って大好きなものがあるんですねえ。
「1年間ずっと付き合ってきた原稿なので、何気ない言葉でも本番で噛んじゃうことによって、伝わらなくて死んでしまうのが原稿に申し訳ない。一文字残さずに聴衆に聞かせたい。」
原稿に申し訳ないという言葉から、瑞樹さんが原稿を戦友のように扱っていること、弁論への愛が伝わってきました。
7分間ぶっ通しで話すだけの文字数、原稿覚えるの大変じゃないですか?
「自分の言葉で言っているのが弁論なので、まるで今考えているように言わなくちゃいけない。頭に風景が浮かんだ状態で弁論を話しているのがベストだと考えています。」
な、なるほど、覚えるのが大変ですかというのは愚問でしたね。きっと原稿が彼女の一部になっていて、原稿を覚えるという作業は必要ないのではないかと思いました。
「大会では7分間で1秒越えると減点一点なんですが、上位は一点以下の点数差になることもあるんです。なので1秒もずれずにできるように何度も練習しています。」
NEXT…弁論愛爆発。