「メジャーリーグに行きたいという気持ちがずっとあったから、そのためには何でもやろうと思っていました。どうしてもなりたい、やりたいって思ったら、何でもできると思います。そこまで本気になれたらですが。」
―いくらやりたくても結果が出るかわからないと、躊躇して本気になりきれない。そんなときはどう考えたらよいのでしょうか…。
「結果が全てではないです。やったことに意味があったと思っています。その過程で何を学ぶことができたのか。それっていつでも過去形なんですけどね。つまりあとから気づくことではあるんですけど、決して無駄になることは一つもないんです。」
―そうか、ちゃんと自分のやりたいことと向き合って、挑戦したことに意味があると。
失敗を恐れていることが失敗
―やらないで後悔するのと、やって失敗するのでは全く違うということでしょうか。
「そうですね。失敗の数は恥ではないと思っています。だって99回失敗しても100回目に成功すれば成功したことになる。その失敗の価値に気づけるかどうか、というところですね。失敗から学ぶことを大切にしています。」
―それでも、挑戦を継続することが、なかなか難しいときってありませんか?
「それは思い込みです。嫌だけど、これをやれば自分は成長できるんだって。非難されたとしても自分の人生だから気にすることはないと。」
―そうですね。結局自分の人生ですもんね、誰のものでもない。
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