プロフィール
お名前:舟崎 雅人(ふなさき まさひと)
出身:北海道空知管内北竜町
出身校/専攻:早稲田大学/商学部
北海道新聞97年入社
道新ロンドン支局
同社ロンドン支局はFleet Street沿いのあるビルの一室を拠点としています。それぞれロンドンの政治、金融の中心地として古くから栄えたウエストミンスターとシティ・オブ・ロンドンを結ぶのがFleet Street。18世紀ごろには、政治、経済、そして海外のニュースを追うジャーナリストたちの本拠地ともなりました。通り沿いには王立裁判所やテンプル教会など、様々な歴史的建造物が立ち並んでおり、観光するにもなかなか見ごたえのあるエリアです。当日、オフィスにはアシスタントの方が残って作業をされていました。以前はパリやウィーンにも支局があったそうですが、現在欧州方面ではここロンドン支局のみ、そして記者1人(アシスタント1人)という体制で、西はアイルランドから東はギリシャまで、すべてカバーしています。
―ロンドンに拠点をおく利点は何ですか?
「世界各地にネットワークを張り巡らすイギリスの大手メディアも本拠地を置いていますし、優秀なジャーナリストがたくさんいたりして、そして英語が話されているということもあって情報を把握しやすい場所だと思います。」
―事務所運営などはお一人でされているのですか?
「この事務所の運営はすべて私がやっています。アシスタントも一人雇っていますが、そのアシスタント探しも自分で行います。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院、通称SOASの4年生が現アシスタントで、在任3年間で3人のアシスタントを雇いましたが、その募集・採用も全部自分で行う。各大学に募集をかけ、十何人の応募者から面接によって採用するんですが、これは結構大変な仕事ですね。」
―それもご自分で…大変そうですね…。では、現在に至るまでのお仕事内容などを教えていただけますか?