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STUDY FOR TWOってどんな団体? [サークル紹介]  

 

こんにちは! 突然ですが皆さん、勉強はお好きでしょうか?

おそらく、多くの方はこう答えるはずーーいいえ、好きではない、と・・・。(僕もです)

しかし、
世の中には勉強をやりたくてもできない子どもたちが沢山います。

そんな子どもたちを救えないかと設立されたのが今回ご紹介する団体、「STUDY FOR TWO」。

では、「STUDY FOR TWO」って一体どんな団体?

(僕個人の興味を満たすため、)北海道大学支部の元代表である山口さんにお話を伺いました!

 

全ての子どもが勉強できる世界を目指す

ー早速ですが、STUDY FOR TWOってどういった活動をされているのですか?

山口:そうですね、主な活動としては大学生の人たちから教科書を回収します。そして集めた教科書を3割~5割程度の安価な値段で販売して、そこで得た利益を発展途上国の教育支援に充てています。

教科書に囲まれて活動する様子

 

 

ー大学生は安く教科書を手に入れらることができて、さらに途上国の子どもたちに支援もできるという訳ですね。

山口:はい。ただ、僕たちの活動理念が「勉強したいと願う全ての子どもが勉強できる世界を目指す」というもので。日本の中にもしっかりと勉強ができなくて困っている子どもって沢山いると思うんですよね。コロナ禍もあって学校に行けないけれど、自宅に学習環境が整ってないだとか・・・そういった日本国内の子どもたちも含めて支援するにはどうすれば良いかってことも考えています。

ーなるほど、途上国だけでなく国内にも目を向けた教育支援を考えているのですね。活動はどのくらいの頻度で行っているのですか?

山口:北大支部の活動としては週1回のミーティングがメインの活動になってきますね。でもSTUDY FOR TWOは全国にある団体なので全国レベルでの活動もあって、個人のやる気に応じて頻度ってのはかなり変わってくると思います。僕は全国の方にも参加していたので、忙しい時だと週7とかでミーティングをしていました笑

ーえ、週7!? それは凄いですね。

山口:はい、でも多くの人の活動は支部止まりですね・・・。凄くもったいないなと、僕なんかは思っちゃいます。やっぱり、全国と支部とじゃ雰囲気が全然違いますし、全国の方に参加してこそのSYUDY FOR TWOなのかなと。

ー全国レベルの活動はかなり良い経験になりそうですね。ミーティングではどういった内容を話されているのですか?

山口:基本的には教科書の回収や販売に向けたプランニング。後はどうすればより多くの子どもたちを支援できるのかを考えるために勉強会を開いたりしていました。

ー回収や販売の方法はマニュアル化されている訳ではなく、メンバー同士で考えているってことですか?

山口:そうですね。そこが良くも悪くもSTUDY FOR TWOの特徴でマニュアル化が進んでいないんですよ。なので自分達で考えないといけない。そういった意味では型にはまらない自由な団体で、メンバーのやる気、発言によって活動の質が変わってくるんですよね。僕が支部長をやっていた時はかなり自分のやりたいことができたんじゃないかって気がします。

ー活動頻度も内容もメンバーのやる気しだいってことですね。山口さんはかなり熱心にSTUDY FOR TWOの活動に参加されていたと思うのですが、どういったところにやりがいを感じていましたか?

山口:先ほども言った通り自由度の高い団体なので、自分の考えとかアイディアを出していくと、チームを引っ張っている実感が湧いてくるんですよね。そういったところにはかなりやりがいを感じていました。

ーなるほど。最後に北大を卒業された山口さん、1、2年生に向けて何かメッセージやアドバイスはありませんか?

山口:僕自身STUDY FOR TWOに入ったおかげで自分自身の生き方とか価値観っていうのを見つけることができたと思うんです。やっぱり多くの人はいわゆる大学生的な生き方に憧れていて、僕も1年生の時は周りに合わせて生活していました・・・。でも実際自分の憧れていた生活に触れてみると何か違うなって思っちゃいまして・・・。そういう型にはまった生き方だけじゃなくて、自分の本当にやりたいことを見つけることが重要なのかなと今では思います。

ー山口さん、ありがとうございました!

 

終わりに

現在、山口さんが抜けてしまいSTUDY FOR TWO 北大支部のメンバーがいない状況です・・・。最低限の仕事とTwitterの運営を北海道・東北地区の代表に頼み、北大支部の団体自体は潰さないようにしているみたいです。山口さんは「主体的に行動できる人が北大支部に入ってくれるのを待っています」とおっしゃっていました。

 

この記事を読んで興味が湧いた方、ぜひ、STUDY FOR TWOで困っている子どもたちを支援してみませんか?

STUDY FOR TWOについてさらに知りたい方はこちら!
HP:http://studyfortwo.org/
北大支部Twitter:https://twitter.com/study42_hkd

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