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北海道の”食”と”農”の未来は | 北大マルシェアワード2022

日本の四季ははっきりしていると言いますが、今年は春→夏→冬の三季制に変わったようですね。サムスギ…。いかがお過ごしでしょうか。

今回は北海道の農業・農村・食の未来を見据えた活動を行う人を発信する『北大マルシェアワード』なるイベントがあると聞き、その実行委員会の方たちに取材しました~!!

北大マルシェアワードとは

北大では毎年8月に『北大マルシェ』というイベントが10年以上開催されていました。「行ったことあるよ~」という方もいらっしゃるかもしれません。その北大マルシェが形を変えたのが『北大マルシェアワード』です!!

北大マルシェアワードは、『20年後の当たり前を今、はじめよう』をテーマに、21名の北大農学院・国際食資源学院・環境科学院の大学院生が授業の一環として運営しているそう。

北大マルシェアワード2022実行委員会のみなさん

20年後の”北海道の農と食”の未来がどのようなものであればよいかという視点から、道内の農家さんに取材を行い、その魅力をSNSを通じて発信されています。

取材し、発信を通じて応援するというところにJagaJagaと似た匂いを感じますね(笑)。

今回は北大マルシェアワード実行委員会から委員長の佐藤祐也さん、実行委員の菊池敬太さんにお話を聞きました。

佐藤さん(左)と菊池さん(右)

未来を見据える3部門

――20年後の北海道の”農と食”を見据えた取り組みというと、農家さんの数だけ活動の種類があるかと思いますが、どのようにして取り上げる方を決めたのでしょうか?

佐藤 開催2年目となる今年は、こちらの3つの部門に分けて農家さんにエントリーしてもらいました。

<募集部門>
・~隠れていてはもったいない!~
みんなが知らない農と食を見つけま賞

・100年持続可能な、風土を活かした循環型農業
・~新・みどりの革命~
スマート×エコ=未来

今回はテーマが『20年後の当たり前を今、はじめよう』なので、「20年後に当たり前になってほしいこととしてこんなものがあるよね」ということを運営の学生たちで話し合い、この3部門に決まりました。

応募して頂いた農家さんの中で各部門3名のファイナリストを決め、ファイナリストの方には11/5に北大農学部棟で行われる最終審査会に向けた取材を行いました。インスタにファイナリストの方々の紹介を掲載しているのでぜひご覧ください!!

――”20年後”というのが今回のキーワードかと思いますが、なぜ20年という期間に焦点を当てたのでしょうか??

佐藤 20年後というのは近くもないけれど遠くもない、私たちにとってちょうど想定できる未来ではないかなと思います。20年前にここまでスマートフォンが普及することを想定できた人ってごくごくわずかだったと思うんですが、でも確実に予測していた人はいた訳で、同じように”農と食”という分野についても今のうちから20年後がどのような状態になるかを見据えて行動することが重要であると考えています。
これより長い期間になってしまうと自分たちにあまり関係ないように感じられてしまうような気がします。

取材風景

菊池 また、20年という単位は生まれた子供が20歳になるということで、ちょうど世代交代の区切りになる長さかと思います。自分とその次の世代に直接関係ある内容として捉えられるかと。

非公式アンバサダー『新渡戸夏樹』

――募集についてはもう終了されたとのことですが、どのような農家さんが応募してくれたのでしょうか?

佐藤 一番遠い方で広尾から応募してくださった方がいました。他にも平取や黒松内など北海道の各地から応募をいただきました。

黒松内ってどこだ?と思ったアナタ、道民検定失格です。

――そんなところからも応募が…!!すごいですね!!

佐藤 今年度は初回の前年度よりも応募してくださった農家さんの数が増えており、認知度が少しずつ上がっていることを実感しています。
しかしながらもっと多くの人に知ってもらいたいという思いがあるので、色々と工夫を凝らしながら知名度向上に取り組んでいます。

――具体的にどのような事を実施されているのでしょうか?

菊池 今回の北大マルシェアワードから非公式アンバサダーとして『新渡戸夏樹』さんについてもらっています。

――独自でキャラクターを作られたということですか?うちも作ろうかな~

菊池 いいえ。います。

――はい…?

菊池 夏樹はいます。

――ナ,ナルホド…。

新渡戸夏樹さんと菊池さん。一瞬空気がピリッとしたような…。すみませんでした。

最終審査会に向けて

この記事を読んでくださりありがとうございます。2022 年の北大マルシェアワード実行
委員長を務めております佐藤祐也です。

北大マルシェアワードは前述のように、北海道の食と農に関わる方々を対象にして「20
年後の当たり前を今、はじめよう」というメインテーマのもと、審査・表彰を行うイベントです。今年は去年に引き続き 2 回目の開催となりますが、昨年より応募者も増え、より一層にぎやかなイベントになっています。

今年の北大マルシェアワードは応募してくださった方々の個性が際立っています。食と
農に対する熱い想いをもちながら活動されており、そうした想いを各々の活動に生かされている方たちであると感じております。そうした方々が一同に集い、限られた持ち時間の中で活動と思いについて発表していただく。それがこの、北大マルシェアワードというイベントの面白いところであると思います。

何より、この北大マルシェアワードは「20 年後の食と農」について考える機会でもあり
ます。実行委員の学生たちも含め、20 年後がいったいどうなっているのかわかる人は少ないでしょう。けれど、“20 年”は近くもないが遠くもない未来のようにも思えます。そうした意味で、「20 年後の食と農」を今考え始めることが、大事になってくるのではないでしょうか。「20 年後の食と農」に関わるヒントがこの北大マルシェアワードにあるのではないかと思っています。

長くなりましたが、最後にこの場をお借りして、記事を執筆してくださった久保田様、
JagaJaga 取材班の皆様にお礼を申し上げたいと思います。そして、ここまで記事を読んでくださった読者の皆様、ありがとうございました。もし興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、11 月 5 日(土)13 時に農学部棟 W109 教室でお待ちしております。


『北大マルシェアワード』

最終審査会は11/5㈯13:00~農学部棟W109教室に開催予定。最終審査にてマルシェアワードMVPを受賞した農家さんは北大マルシェCafe&Laboで後日イベントを行います。ぜひ、HP・各SNSにご注目ください!!


取材:久保田・永津・金
執筆・写真:久保田

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JagaJaga編集長