最近、「自尊感情」という言葉が気になります。
こんばんは。年末年始は「逃げ恥ロス」に悩まされました。編集部ヤマモトです。
「自尊感情」とは”自分には価値があり尊敬されるべき人間であると思える感情のこと。”(出典:コトバンク)らしいです。
僕は最近、大学生活のとある場面で、自尊感情がぐっと急降下します。
それは、自分と比較にならないほど凄い大学生を目の当たりにしたときですね。
例えば、こういうイベントとかで、
こんな人とか。
こんな人とか。世界記録樹立しちゃってるもん。
いや、すげえよ、こいつら。大学生なのにこんな立派なことしてるんだもん。
凄いんだけどさ、こういう学生を称賛し「こいつら尖ってるなあ!」という場面に出くわすたびに思ってしまうんですよ、「俺は何をしていたんだ…俺の大学生活、これでよかったのか…?」と。同じ大学4年間なのにどこでこんなに差がつくのだろうと。
と、同時に窮屈さを感じてしまうんですよ。
「みんな!こんな感じに尖っていこうぜ!」
「北大生、羽ばたいていこうぜ!」的な風潮に。
全員がそんな尖った生き方できるわけはないじゃないですか!
結局、この人たちは元々尖れるタイプの人だったんじゃないですか?
こういう「Oh,yeah!尖っていこうぜぇ北大生!」的風潮に、ある種の窮屈さを感じている人、僕だけじゃないと思うんですよ。
と、いうことで、主催者に話を聞いてきました。どんなトンガリビンビン野郎が来るのか。
北大生は、尖るべきなの?
こちらが今回お話を聞いてきた北大生 西井さん。
1月17日に農学部棟で行われる「Boys Be Aggressive」という北大生による講演会を主宰しているお方です。
もうこの笑顔から「Oh,yeah!尖っていこうぜぇ北大生!」感がにじみ出てますね。
尖ってる…とは?
-まず、尖ってるってどういうことですか?乳首の話ですか?定義は?
結論から言うと、乳首の話ではないです。申し訳ありません。乳首の話で言うと尖ってるピンクの乳首が好きです。
-真面目な話をしましょ?
すみません。真面目に言うと、このイベントでの尖った人の定義は「自分の可能性を制限しない人」です。
-と、いいますと?
僕自身元々すごく内向的でした。大学入学がゴールになっていた僕は大学生活での目的を見失っていました。そんな時に変化を与えてくれたのは「尖った先輩」との出会いでした。同じ大学で活躍している先輩と出会って話したことで自分が一歩踏み出すキッカケになりました。
-まあ、ぶっちゃけこういうストーリーはよく聞きますよね。綺麗ストーリー過ぎてむしろ怪しいくらい。結局、西井さんは「内向的でした」とか言ってるけど、もともと「尖れる人材」だったと思うんです。
そういう西井さんは今尖ってるの?尖ってないの?尖りたいの?
僕が尖っているかどうかは判断にお任せします笑
こんなイベントを主催しながら自分の可能性を制限してるなって思うことがすごく多いので僕もイベントを通して先輩方から強い刺激を受けたいですね笑
尖れた人、元々尖れる人材だった説
-ちょっと意地悪な質問してもいいですか?
最も尖ってない人ってどういう人?北大生で言うと?北大来てテニサー入って、適当に単位落としつつ、大学生活楽しんで、2年生になったらで適当にサークルで飲みながら、あるときサークルの藤女子大の後輩と付き合って雪まつり見に行って1年弱で別れて、3年夏には保険会社のインターンに行って、3年秋にはサークル行かなくなって、何やかんやあって地銀に就職して、4年の終わりには卒論に追われつつ友達と卒業旅行を計画しているような人?いるしょ?「こいつはさすがに尖れねえよ」みたいなクソ普通な大学生いるでしょ?
・・・前半の説明、テニサーをよさこいサークルに変えたらまんま僕です笑
-え、ほんとに?笑 クソみたいに無個性大学生じゃないですか。
山本さんなんで僕のこと知ってるの??って思いました(笑)
-僕もびっくりです。初対面ですし。ちなみに前半ってどこまで?
「雪まつり見に行って1年弱で別れて」までです(笑)
-ほほう。ちなみに彼女さんの乳首は尖ってました?
あんま尖ってなかったです(笑)
-だから別れたのか~。