就活童貞、インターン説明会に行く
初めてのことに挑戦する若干の緊張と興奮を感じ爽やかな童貞汗をかきながら、チャリを漕ぎ漕ぎ会場のサッポロファクトリーへ向かった。
そして会場につき、優しいエンブリッジの方に席に誘導され座って一息ついて思いだす。
「俺、インターンって何か知らんわ。」
豪快に「就活なんて・・・、インターン?!ははっ・・・」と大口叩いてたやつが実はインターンが何かを知らないという馬鹿加減。いや、もう笑ってくれ
そんなこともあろうかとイベントの中でエンブリッジの方はしっかりインターンとは何であるのか、どのようなことを学べるのかを教えてくれた。
詳しい説明は渋谷さんの記事やGoogle先生にお任せするが、ざっくり言うと「お仕事見学・体験・実践」というものである。
今回参加させてもらったのは「NPO法人 北海道エンブリッジ」が主催するSUMMER JOB FESTAというインターン説明会のようなもの
イベントの流れは
・イベント・インターンの説明
・春にこのプログラムでインターンに参加した学生の話
・インターンを募集している企業の概要、インターン説明
・ブースに分かれての各企業の説明
・懇談会
という感じであった。
このイベントに参加しての率直な感想を述べると
「企業との距離がめちゃくちゃ近い。実際に社会に出て働いている社会人とはもちろん、企業の社長さんとも気軽に話せる!!!」
今までにこのように企業の社長さんと話せる機会などなく、企業が実際どのようなことをしているのか、インターンでは何をさせてもらえるのかを直接聞けることはなかった。直にそこの企業の人と話すことで企業の雰囲気や感じも少しわかる。
このイベントに参加するまで就活やインターンは髪をばちっと整え、リクルートスーツを着てかしこまった形で行う陰気臭いものだと思っていたが、全く違った。
最後の懇談会では企業の方たちとフランクに雑談を交わす程である。
こんなに社会は近いとは思わなかった。
今回来ていただいた企業が中小企業やベンチャー企業が主であったためこんなに距離を近く感じたのかもしれないが、社会とはスーツを着て、髭をそって、髪をばちっと決めて臨まないと近づけないようなもっと遠い存在だと思っていた。
そして、企業の話を聞いていて面白そうだったので流れでその場でインターンの申し込みを出してしまった。
ん・・・?申し込んだ・・・?!インターンに?!
「しまったーーー、あんなに遠ざけていたインターンに一匹狼の俺が申し込むなんて!!」
まんまとやられた・・・。「これでは一匹狼ならぬ負け犬に早変わりや!イヌだけに。たはは。」と全く意味の分からないことを考えていたが、実際行って話を聞いてみて企業の概要やインターンは本当に「面白そう」であった。僕自身、イベント中は企業さんたちの話をしっぽを振りながら聞いていた。いや、イヌだけに。たはは。
就活童貞が今回思ったこと
エンブリッジの方に話を聞いてみると、インターンはそんな就活に関係あるものでもなく別物と考えていいらしい。学生生活においてのサークル、部活、アルバイト、勉強、就活などの一つとして「インターン」は独立しているということだ。確かに、そんなに重苦しいものでもなかった。
今回この記事を読んで、僕のように現代の就活に違和感を感じ、就活関連のイベント、インターンなどを拒絶している一匹狼がいるとしたら、ぜひ何かしらのインターン説明会などに行ってみてもいいのではないだろうか。思っているものと違ったりすることがあるかもしれない。
実際僕は今回のイベントで社会はとても近く面白いということに気付かされた。また、このことが僕自身にとっての新たな刺激となったことは確かである。「自分の成長」などという言葉は好きではないが、インターンはただ単純に遠いであろうと思っていた社会という未体験のものに実際に触れることができるので「面白そう」であった。インターンを学生生活を送るうえでの一つの手段として使うのもありだろう。
以上、就活童貞インターン説明会体験記でした。
次回、就活物語第2話「就活童貞インターンに行く」お楽しみに