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あなたとわたしとメメントモリ

メメントモリ」という単語を最近よく目にするし、耳にするようになった気がする。

古代の荘厳な彫刻がメメントモリを体現しているとか、オーケストラで演奏されているあの曲はメメントモリを表現しているとか、近所の洋食屋のコンソメスープの隠し味が実はメメントモリらしいとか、私、あなたに出会ったときからずっとずっとメメントモリとか…

一部記憶違いがあるかもしれないが、なんだかやたらとこの単語が乱用されているような気がするのだ。

様々な文脈で現れるメメントモリ。

 

私はメメントモリが大嫌いだ。あいつは傲慢なヤツだからだ。

急に私の世界に入り込んできたド新人のくせに、いや古参ですが何か?前からいましたけど?みたいなすまし顔を向けてくる。ヤツを知らない私がおかしいかのように。

ふざけるな。いくらお前が大昔から外の世界に存在していたのだとしても、私はお前に慣れ親しんでいない。ここは私の世界なんだ。まずは菓子折りでも持ってきて丁重にご挨拶でもしたらどうなんだ。

…なんだかどっちが傲慢なのかわからなくなってきたが気を付けてほしい。

これがヤツの作戦なのだ。どうか惑わされないで。

 

てかそもそもメメントモリってどういう意味?

そうだ。これだ。結局意味が分からない。

 

調べろよと思うかもしれない。正論である。

しかし考えてもみてほしい。なぜこちらがわざわざメメントモリを調べてやらなければならないのだろう。自分から働きかけようとかそういう気持ちが微塵も感じられない。こういうところが嫌われる原因なんだといい加減分かってくれ。

 

あと、メメントモリユーザーも悪い。メメントモリでマウントをとりに来るな。その文脈、メメントモリが無ければ成立しないのか?そんな文章この世に存在しないだろ。読み手に、聞き手に「あれ、メメントモリってなんだっけ?」という疑問を持たせて何のメリットがあるというのだ。

メメントモリは自然に習得できるものではない。能動的にこちらからアプローチをしない限りは使えるようにはならない。ということは、だ。メメントモリの意味を調べさせられるという屈辱を知っていながら、私たちにそれを強要しているのだ。とんだサイコ野郎である。

メメントモリ。憎きメメントモリ。

やはり私が折れるしかないのだろうか…?でも検索履歴に「メメントモリ」って残ること自体恥ずかしいな…。

みんなこんなこと考えてたりすんのかな…。しないかな…。

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