29日に発生した不審者侵入事案について、北大側が「警察からの連絡を受けて警戒アラートを発令したものであり、そもそもの通報の信憑性があるかどうかも分からないし、犯人の侵入経路についても承知していない。警察に対応を任せている」とし、通報の信憑性自体を疑問視していることが、大学職員への取材で分かった。この事案における目撃者や負傷者についても特に確認できていないとしており、警察に追従しただけの後ろ向きの姿勢が顕になった。
学生からは「13条門周辺にパトカーが待機しており、怖くなり外出を控えた」などの声もあり、早期かつ全面的な情報公開が必要な場面であったことが分かる。