浪人・休学・留年・退学を繰り返した4年間
――北大では、ということは過去に他の大学に?
北大は3つ目の大学ですね。
1浪してICU(国際基督教大学)に入学、夏休み明けから1年休学、その期間インターンを経て、退学。
その後すぐに早稲田大学に入学し、2年に上がる前に北大に合格し、1年と3年でそれぞれ留年し、今に至ります。
――紆余曲折がすごいです。ICU時代はどのように過ごしていたんでしょうか。
東大を目指していたんですが現役、1浪ともに落ちてしまい、ICUに入学しました。
入部した体育会バスケ部の活動も充実しており、大学生に与えられるチャンスもたくさんあるなと感じ、大学は面白いと感じていました。
――ポジティブな滑り出しのように見えます。
ただ、過ごしていくにつれて就活を終えた部活の先輩を見て、我慢して受け続ける4年間の授業が将来どんな意味を持つのかと思うようになり始めます。
授業も前期は出席していたのですが、長い夏休みが明けた初めの授業を受けて「あ、俺もう授業受けられる体じゃないな」と自覚し休学することにしました。
休学して、資格勉強しながらインターンしようと思ったんですね。
――どんな職種のインターンを?
様々な企業を受けましたが、そこまでしっかり考えていなかったからか志望動機を言えずに落ちまくりまして(笑)
結局落ちた会社のツテで不動産業のインターンを始めました。
私以外2人しかいない人数の会社で、即戦力としてかなり色々なことを経験させてもらいました。
――インターンを離れたきっかけは?
数カ月働いて社会も感じられたし、自信も付いてきたんですが、東日本大震災が発生して。
投資物件を主に扱う会社だったのですが、投資もぴたりと止んでしまって。
当初、インターンしながら資格勉強もしようと考えていましたが、社会に出てそういう余裕はなかなかないことにも気づき。
勉強を4年間教えてくれる大学っていい所なんだな、と実感して大学に戻ろうと決意しました。
――なるほど、そしてICUに戻ったわけでしょうか
いや、インターン前も授業がつまらなくて休学を決意したので別の勉強がしたいなと。
文系の勉強がつまらなかったなら理系に行けばいい、と理系に進もうと。
私立の理系は学費も高いし、国立の理系の方が研究も盛んだと考え東大を目指す事にしました。
――方向転換がすごい(笑)
ただ時すでにセンターの申し込みが終了していた冬だったので、1年間宅浪で暇だなあ、と。
仲の良い3浪の友人が早稲田を今年受験するっていうので、そんならとりあえず早稲田行っとくかとこの年は早稲田を受験することにしました。
1番興味ない学部に入ってみようという事で政治学科を受験して。
で、合格したので入学した感じですね。
――連れション感覚で大学受験してるじゃないですか…
日時:4/26(水)18:15~
場所:北大工学部B32教室
参加方法:事前申し込みなし、現地集合
HP:リンク