我らが先輩!!店長の植木愼さん
さて、ここで店長に話を聞いてみようと取材を申し込むと、快く受けてくれました。
ここの店長なんと、我々の先輩の北大生であります!!
編集部:お店の経歴を教えてください
植木 :元々あったお店を引き継いだ形で、先代がお店をたたむまでバイトで働いていて、私が卒業して転機を待ちながら5年空けて2014年の10月に自分でお店を開いたという感じです。
編集部:なぜパンチを引き継ごうと思ったのですか?
植木 :食べたかったから。
編集部: ・・・おっぉ!? スープカレーがお好きなんですか?
植木 :スープカレーが好きというかここの味が好きだったんですね。
最初札幌来たときはスープカレーとか知らなかったんですが、バイトでまかないを食べてどんどん好きになっていきました。
なので、ここのスープカレーを食べたくて開業した感じですね。
他の人にもこの味を提供したいからなどの思いもあるとは思うが、根底にあるのは自分がこの味を食べたいからとのこと。開店した理由にはどんな飾り切った言葉なんかよりも、すんなりと納得してしまいました。
編集部:学生時代の思い出とかありますか?
植木 :恵迪寮に住んでいたんですが、麻雀とかで遊んでしかなかったですね。(笑)
思い出ではないですが、やはり人と人とのつながりが一番だとは感じています。
それは恵迪寮も然りで、今でもいろんなところで知り合った人や寮生がいらっしゃってくれます。
そういうところでも、やっぱり人との付き合い・つながりは大切だと感じます。
様々なタイプの学生とともに暮らす環境にある寮で生活していたからこそ、人と人とのつながりの大切さに気付いたという植木さん。
植木さんのこれからが気になり、バックリした質問を投げかけてみました。
編集部:将来の夢は??
植木 :ん、宇宙一のスープカレーですね。
編集部:うお~。熱いですね!では最後に、北大生に一言お願いします。
植木 :カモン!!
編集部:北大OBとしてもう一声!
植木 :I am 反面教師。
編集部:本日はありがとうございました。
しっかり取材もでき、おいしいスープカレーも堪能し満足して帰宅。そこに編集長の山本からラインが来る。
会計をせず帰る。そう、完全なる食い逃げを成し遂げてしまった。
「この食い逃げは履歴書に書かなければならないだろうか」などと一抹の不安を抱えながら、ダッシュでパンチに戻り陳謝して、お金を払う。
店長の植木さんは「はっはっは」と一笑して許してくれた。
なんと心が広いのであろうか。我々の軽犯罪と呼んでも良い不祥事を笑って許してくれる。まさに、北大生の鏡がそこにはあった。
始終植木さんに写真をとってもいいかお願いしたが、事務所NGが出たため(恥ずかしがって)取ることはできなかった。
そんな植木さんを見たい人や、おいしいスープカレーを食べたい人は一度「Curry Power パンチ」に足を運んでみてはいかがだろうか。
Curry Power パンチ 公式サイト
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