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第一回 俺の飯を食わせんかい!!【食堂の飯はもう飽きた】

 

JagaJagaでもたびたび話題になる北大の食堂ではありますが、

 

そろそろメニューにも飽きが来ました。

 

「十分美味しいけど、もう少し新たなメニューがあってもよいのでは?」
「なんか最近毎日カツカレー(中)食ってるぞ俺!?」
「そろそろ刺激がほしい!」

そんな意見もあるのではないでしょうか。
編集部で噴出したそんな不満をもとに、「だったら自分たちでメニューを考案して北大生協に持っていってやろうじゃないか」と企画。

そんなこんなで始まりました「第一回 俺の飯を食わせんかい!選手権」

俺の飯を食わせんかい!

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今回はJagaJaga編集部より、4人がエントリー。
料理の腕と光るセンスを競います。

審査委員長はこちら。

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今にもぺろぺろし始めそうなこの男OKE氏が審査委員長を務めます。

エントリーNo.1 ゆりなっち

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一見おばショットにも見えるプロフィール画像でありますが、料理の腕前はおばさん級なのでしょうか。そんなゆりなっち作のメニューがこちら。

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「唐揚げバイキング」です。
唐揚げが白ご飯にのっているメニューはあるけれど、唐揚げ単品がないので商品化してほしいです!1コ40円くらいで、1コから買えて、唐揚げにつけるソースも選べるようにしてほしいです。唐揚げの単品を待ってる人はたくさんいると思うので、きっと人気が出ると思います!

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マヨネーズ、ケチャップ、オーロラソース、塩コショウ、ネギポン酢をつけてみました。個人的にネギポン酢が一番合うなと思いました。
(写真はないけどレモン汁もおいしかったです)
まかないばっかりで、最近自炊してなかったのですが、頑張りました。

 

料理の写真をちょっと加工しているのが腹立たしいですね。

一見斬新さに欠けるかと思われるメニューですが、審査員の目にはどう映るのか。

OKE講評

1人暮らしの学生の実家の恋しさを突いた、定石ともいうべき選定です。遠足、部活、運動会、どんな弁当の思い出にも必ず入る好きなやつ、唐揚げ。これほど家庭を思い出すメニューはありません。
昔はおかずに、今はつまみに。嫌いな人はいないでしょう。まさにキングオブ惣菜。
ただ食堂は隙を見せなかった。メニューになくとも、オードブルの一角で唐揚げをカバーしていました。でも、毎日食べると飽きるんです。確かに美味いんですけど。この飽きに待ったをかけるソースのバリエーション。
シンプルで人気があるだけじゃ実は足りないんですね。惣菜の王に君臨する唐揚げも、変化なくしてその座は守りきれません。

食レポからリサーチまで完璧な非常に的を射たコメント。彼のような人材が北大生協には必要かもしれません。

エントリーNo.2 しゅん

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お次は最近JagaJagaに入ってきたピチピチの大学1年生、しゅん。大学生活にすれていない新鮮さをどこまで出せるのか。

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私は今回牛すじ煮込みを作りました。
牛すじは牛の中でかなり安い部位であり、かつとても美味しいので一人暮らしの大学生にはとてもありがたい食材です。
しかし牛すじを普段の自炊で使用する学生は少なく、意外と安いということすら知らない方もいらっしゃいます。
そこで今回私は牛すじ煮込みを食堂のメニューに加えることで、牛すじという学生の味方である食材を学生の間に広めたいと思いこのメニューを制作させていたただきました。

 

なんと、ピチピチとしわしわのギャップをついてきた癖のある一品。OKEはどう評すか。

 

OKE講評

牛すじ煮込みと聞いて、おっさんが食べているのを想像したあなた。甘い、甘すぎます。粛々と来たる冬。寒さもさながら、私たちを襲うものは何でしょう。そう、乾燥です。この季節、女子はリップやクリームにお世話になるもの。
しかし真の潤いは塗るのではなく、内側から。このぷるぷるの煮こごりも、とろとろのすじ肉も、ぷるぷる素肌の第一歩。石原さとみの唇に、あなたもグッと近づくはずです。
あの子が唇についたそのタレを、拭う姿を見ていたい。実は女子にこそお勧めしたいこのメニュー。
味はシンプルながら、ご飯に合う。地味にスゴイ一品でした。

エントリーNo.3 のっち

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ミス・あざとさ2016。実は中高藤女子出身というお嬢様気質をもつ彼女が、食堂のメニューに牙をむく。

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今の食堂に足りないものとはと考え出てきたのが、冬に嬉しいシチューとおしゃれさ。それを一気に叶えるメニューを考案しました、代表的なロシア料理、ビーフストロガノフ。
ご飯をたくさん食べたい男子も、オシャレな女子も、両方のニーズに合った料理を目指し、今回はデミグラスソースや赤ワイン、オイスターソースを使って料理しました。
シチューのような、カレーのような、そんな食べ物です。
「今日のお昼はビーフストロガノフなの。」
一言で、貴方の北大食堂ライフをキラキラさせたい!そんな思いで考案したメニューです。

あざとさとキラキラ感を気持ち良いまでに前面に押し出した作品です。

審査員の寸評はこちら。

OKE講評

複雑なコクとまろやかさ、そして口の中で解ける牛肉のうまみ。商品化するなら1000円は下らないでしょう。こんなメニューが学食に並ぶはずがない。
しかし、確かに学食のイメージに一石を投じる一品です。
食堂には安さ、美味さが揃っていないと、学生は年中利用できない。食堂は確かにその学生のニーズに応えてくれます。いや、応えすぎているのかもしれません。
どこかメニューがひな壇芸人のように揃いすぎている。
カズレーザーのような飛び抜けたメニューがないのです。
普段はひな壇芸人なら、たまにカズレーザーがいてもいい。
期末終わった、発表会終わった、試合に勝った、たまに来るハッピーデイに少し高めのご褒美メニュー。毎日のハーゲンダッツよりもたまに食べるハーゲンダッツは格別に美味いのと同じです。
隣に並べたワインが赤いことも、カズレーザーのメタファーを感じさせまとまりのある一品でした。

エントリーNo.4 かんちゃん

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最後は恵迪生まれ恵迪育ち、将来は恵迪に骨をうずめる予定のかんちゃん。エントリーした4人の中で唯一自作のプロフィール画像で挑んできました。飯がジャンキー&美味しいと定評のある恵迪寮の評価をどこまで伸ばせるのか。

北食でラーメンを食べるときにいつも何か物足りなさを感じていました。熊本焦がしニンニクラーメンやエビだし味噌ラーメンなどフレーバーは多様化する一方、無くならないこの空虚感…

 

そう、チャーハン。

北大にはチャーハンがないと思い、チャーハンを今回作りました。

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中華鍋で強火でカリッと炒め、

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たまたま台所にあった容器にチャーハンを入れ、

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肉が足りないと思い肉をのせ、

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結果的に某ラーメン屋の某チャーハン風になってしまった。が、食堂に足りないものはまさにこの肉肉しさとジャンキーさではないだろうか。

 

OKE講評

単品でよし、合わせてもよしな二刀流。まさに大谷のようなエース。
誰もが好きな中華ですが、食堂には並んでいない。学生のストライクゾーンを的確に捉えているのは見事です。
4年間、私の悩んだらコレに君臨していた「チキンおろしだれ」を超える毎日食べても飽きない安定感。走攻守揃った名選手と言えるでしょう。
強めで炒めたザクザクとした米の食感と、辛味のついた少し濃いめの肉が箸を進めます。
しかし惜しいのは最後。彼の恵迪寮の血が疼いたのでしょうか、隙が出ました。
見た目が完全に某ラーメン店のそれなので、退場です。

 

まさかの退場宣言でした。

ところで…

奇遇にも、北大生協と北大生協学生委員会がタッグを組み、奇遇にも同じようなイベントを企画しているそうです。

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この企画、なんと明日18日まで!

 

当選者には5000円分の食事券が贈呈!
考えてみれば食堂にないけどおいてほしいメニューって、結構ありますね!

2000通くらい応募して生協を困らせましょう!

About ヤマモト ヒロキ

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JagaJaga編集長。寒いのが苦手。