未曾有のコロナ禍により、思い描いたキャンパスライフを送ることは叶わなかった。それでも「今のJagaJaga生活には満足していますよ」と久保田さんは胸を張る。3年間にもわたる久保田さんのJagaJaga生活を取材した。
読者との心は密に
JagaJagaでは、北大生に軸足を置いた取材や記事の執筆、最近ではiNAZOなどのアプリ開発にも力を入れている。「あなたに伝えたいし届けたい、その気持ちがモチベーションであり、それが私の全てですね」と久保田さんは、JagaJagaにかける思いを語ってくれた。
特に取材の場で、久保田さんが意識していることは、あまりかしこまりすぎず、取材相手にとって話しやすい雰囲気を作ることだ。記事を書く際には、インタビューで得た内容に自らの主観が入りすぎないようにも気を配っている。
名刺一枚で誰とでも会える喜びを
名刺一枚で、まだ見ぬ多く人や世界に関われるのがJagaJagaの大きな魅力ですと久保田さんは語る。長きにわたるJagaJaga生活の中、特に印象に残っているのが、北大モルックサークル『レタラカムイチェプ』への取材活動だ。
設立して間もない『レタラカムイチェプ』と一心同体で関わるうちに、モルック自体の知名度も増えていったのがとても印象的でしたと久保田さんは言う。記事の執筆のみならず、モルックに関連する様々なイベントへも積極的に顔を出すようになった。そんな活動を通して、モルックと社会の橋渡し的な存在を担えたことは、大きな達成感となって久保田さんの心に残っている。
昨年からは、編集長にも就任
「取材相手の思いや生き様を伝え続けて約3年、当たり前ながら文章を書く能力は飛躍的に向上しました」と久保田さんは語る。また記事を書くという面以外でも、昨年からは編集長としてJagaJaga全体を運営する立場に就いた。JagaJagaというメディアをさらに大きくしていくために、今日も久保田さんは奮闘する。